フリーマントルで前撮り、パースのワイナリーで挙式と食事会。おふたりの特別な一日に寄り添って。

「パースのワイナリーで結婚式がしたい」「フリーマントルの歴史的な建物の前で写真を撮りたい」
そんなご希望を最初にいただいたとき、私は正直ワクワクしました。フリーマントルもワイナリーも、私自身が大好きな場所。
カップルとはたくさんのお打ち合わせをして、こだわりの部分や、叶えたい希望をヒアリング致しました。

フリーマントルで、ご希望の撮影スポットをすべて叶える
フリーマントルは、西オーストラリア州の州都パースから電車で約30分の港町です。19世紀のゴールドラッシュ時代に栄えた歴史を持ち、当時の石造りの建物が今も色濃く残っています。どこを切り取っても絵になる街で、海外ウェディングの前撮りスポットとして、日本のカップルにも非常に人気があります。

この日、おふたりにはあらかじめ「ここで撮りたい」という場所のご希望を頂いておりました。素敵な建物、こだわりの雰囲気などなど、すべて屋根のない屋外の撮影スポットでした。
しかし、当日はあいにくの雨。

雨の日の撮影で大切なのは、「諦めること」ではなく「タイミングを読むこと」です。

雨脚が弱まった瞬間、雲の切れ間、軒下や建物の陰を活かした構図——空模様を見ながら、屋根のある場所で撮影しつつ、一か所ずつ、ご希望の場所へと移動しました。結果として、リストにあったすべての撮影スポットを回ることができました。

「全部撮れました!」、おふたりがふっと笑顔になった瞬間が、今でも印象に残っています。

フリーマントルの石造りの建物は、じつは曇り空との相性がとても良い。

直射日光がないぶん、ドレスの白が飛ばず、石の質感がしっとりと映える。やわらかな光の中で、おふたりの表情も自然で穏やかでした。雨の日ならではの、静かで落ち着いた雰囲気の写真が残せたのではないかと思います。

ワイナリーへ移動。挙式の直前、雨がやんだ
フリーマントルでの撮影を終え、パース郊外のワイナリーへと移動しました。
到着すると——雨がやんでいました。
これは本当に嬉しかった。「外での挙式ができる」と確認した瞬間、スタッフ全員の表情が一気に明るくなりました。
ガゼボにはお花のデコレーションを施し、挙式の場を整えていきます。白とグリーンを基調にしたアレンジメントが、広大なブドウ畑の緑に溶け込むように映えていました。準備が整い、おふたりが並んだその光景は、言葉にするのが難しいくらい、美しかったです。

広大なワイナリーでの挙式。この開放感は、ここにしかない
ワイナリーでの挙式の魅力を一言で表すなら、「どこまでも続く自然の中に、ふたりだけの時間がある」という感覚でしょうか。
大きな式場や教会とは違う、圧迫感のない空間。天井は空で、壁はブドウ畑で、床は大地です。その中で誓いの言葉を交わすとき、参列者との距離もぐっと近くなります。アットホームという言葉がぴったりで、でもそれ以上の、なんとも言えない温かさがそこにはありました。

パース・ワイナリーウェディングのベストシーズンはいつ?
ワイナリーでの挙式をご検討中の方に、必ずお伝えしていることがあります。それは**「ブドウの木が美しい時期を選んで」**ということです。
今回の挙式は4月15日。ブドウの葉はまだ残っており、ワイナリーらしい緑の風景の中で挙式をしていただくことができました。ただ、この時期はすでにシーズンの終わりに差しかかっています。
パース近郊のスワンバレーでは、収穫シーズンが1〜3月にピークを迎え、その後ブドウの木は剪定され、だんだんと葉が落ち、冬にかけて枯れ木のような状態になっていきます。「せっかくワイナリーで挙式をするなら、青々としたブドウ畑を背景に」とお考えであれば、4月中旬までを目安にご計画されることをおすすめします。
これはガイドブックには載っていない、現地で実際に挙式をサポートしてきたプランナーだからこそお伝えできる情報です。
新芽が芽吹く春(9〜10月)から収穫前の夏(11月〜翌1月初旬)にかけては、緑が最も美しく、写真映えも抜群の季節です。ワイナリーウェディングをご検討中の方は、ぜひこの点も含めてご相談ください。

挙式後のお食事会。ブドウ畑を眺めながら、家族と過ごす時間
挙式を終えた後は、同じワイナリー内でのお食事会へ。
ブドウ畑を目の前に、自然の風を感じながらいただくお料理とワインは、レストランの中で食べるそれとはまったく違う味がします。このワイナリーで丁寧に作られたワインが、厳選された料理と一緒に運ばれてくる。その一口一口に、この場所でしか生まれない特別な時間が宿っていました。

家族との会話が弾み、笑顔があふれ、乾杯の声が何度も上がりました。

「挙式」という言葉が持つ少し緊張したイメージとは違う、もっとゆったりとした、家族みんなで楽しむ一日——それがワイナリーウェディングの本当の魅力だと、この日改めて感じました。
広大な自然の中での開放感、セレクトされたワインとお料理、そして大切な家族と過ごす笑顔の時間。ワイナリーウェディングには、他のどの会場でも代わりにはなれない豊かさがあります。

フリーマントル前撮り+パースワイナリーウェディングをお考えの方へ
今回のように「フリーマントルで前撮り+ワイナリーで挙式・食事会」というプランは、海外ウェディングとして非常に充実した一日になります。移動もそれほど遠くなく、街の歴史的な美しさと大自然の開放感、両方の魅力を一日で味わえるのがパースエリアならではの強みです。

ただ、こうした複数の場所を組み合わせるプランは、段取りが複雑になりがちです。撮影の順番、移動のタイミング、天候への対応、現地スタッフとの調整——考えることは山ほどあります。
でも、それこそがウェディングプランナーの仕事です。
おふたりには「楽しむこと」だけを考えていただけるよう、舞台裏はすべてお任せください。日本語で、最初のご相談からプランニング、当日の現場サポートまで、一貫してお手伝いいたします。
「こんな式がしたい」「こんな写真が撮りたい」というご希望があれば、ぜひまずはお気軽にご相談ください。あなたの「叶えたい一日」を、一緒に形にしましょう。