海外の結婚式でよく見るブライズメイド、グルームマン、新郎新婦の立ち位置と役割は何?
オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパなどの西洋で結婚式をする際、ブライズメイドと呼ばれる花嫁さんのお世話係、お手伝いなどのサポート役とグルームマンと呼ばれる新郎様のお世話係、お手伝いなどをするサポート役がいることがあります。
必ずいるわけではなく、新郎新婦がお友達や兄弟、姉妹、親族にブライズメイドやグルームマンを頼む場合のみです。
ブライズメイドは同じドレス(白色以外のドレス)とブライズメイド用の髪飾りやブーケを持ち、グルームマンも同じようにスーツでそろえます。
衣装や髪飾り、ブーケは新郎新婦が負担してそろえるのが一般的ですが、ご自身のお友達と相談して、衣装はお友達の負担でそろえてもらって、ブーケや髪飾り等の小物は自分たちで負担するなどしてもいいのではないでしょうか?
ブライズメイドとグルームマンはどうするの?
新郎新婦よりも先に入場します。新郎新婦のエスコートをするような役目です。
ブライズメイドとグルームマンの人数
オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパなど、一般的にブライズメイドは2から5名程度選ばれます。
このチャートから見てわかるように、ブライズメイドの人数は2人から3人が一般的です。
ブライズメイドの人数に合わせてグルームマンの人数を合わせます。
特にブライズメイドだけいてグルームマンがいなくても問題ありません。
メイド・オブ・オナーとベストマンって何?
ブライズメイドの中でも一番花嫁と親しくリーダーにあたる女性をメイド・オブ・オナーと呼び、新郎と親しいリーダーにあたる男性をベストマンと言います。
役割
メイド・オブ・オナーは
・挙式の時にドレスの裾をなおします。
・指輪の交換の時に花嫁のブーケやグローブを預かったりします。
ベストマンは
・挙式の時に新郎新婦に向けての手紙を読んだり、お言葉を述べたりします。
メイド・オブ・オナーとベストマンの立ち位置は?
①セレブラント又は牧師
②ブライズメイド
③メイド・オブ・オナー
④新郎新婦
⑤ベストマン
⑥グルームマン
⑦フラワーガール
⑧リングボーイ
日本人カップルにおけるブライズメイド
本来のブライズメイドやグルームマンは、挙式進行を担ったり、挙式進行のお手伝いをする役目がありますが、日本ではおそろいの格好などするというのが「ブライズメイド」「グルームマン」というニュアンスになっているように思います。
それはそれで全く問題ないと思います。特に忙しいお友達と挙式前に打ち合わせなども出来なくて、どうしていいか分からずに挙式本番に臨んで、挙式進行が上手くできなく、誰もが楽しめない状況になってしまうのでは本末転倒です。
ですので、「写真映えがする」「新郎新婦を華やかにする」としてお揃いの服を着て演出して楽しみましょう。
とにかく形や型にこだわりすぎずに、「こうするべき」とか「こうあるべき」という考えをせずに皆が楽しめる、素敵な挙式にしましょう。