オーストラリアウエディングプランナー
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オーストラリアでフリーランスウエディングプランナーとして働く生き方

突然ですが、

結婚式というイベントは何年の歴史があるのでしょうか?

  1. 政治的な背景が取り入れられた文化的な平安時代: 平安時代になると、貴族社会では「婿取婚」が広まりました。男性の忍び通いが3晩続くと結婚の意思があるとみなされ、3日目の夜には餅を食べて祝う「三日夜の餅の儀」が行われました。また、平安時代は宮廷文化が栄え、詩や音楽、舞踏など文化的な要素が取り入れられた格式の高い結婚式が行われました。
  2. 家族との結びつきを重視していた江戸時代: 江戸時代には、庶民の間でも見合いや結婚の儀礼が行われ始めました。庶民の結婚式は、形だけの三三九度をすませて、料理と酒で祝う簡素なものが多くみられました。実際の儀式は、新郎新婦の誓約や贈り物交換、食事や飲み物での祝宴が行われました。
  3. 民事婚が取り入れられ西洋の文化が融合され始める明治時代: 明治時代には欧米文化の影響を受け、日本でも結婚式に様式美を求めるようになりました。神前式が広まり、日本の結婚式のスタイルとして定着しました。
  4. 第二次世界大戦敗戦による影響を受けた昭和時代: 昭和時代には、神道の要素は減少し、ウエディングビジネスが急発展しました。結婚式は商業化され、一大産業として確立されました。
  5. 思い出としての重要性が増している現代の結婚式: 現代の日本では、自由な結婚式が増えています。宗教上の神に誓うのではなく、人前式という、「大切な人に対して誓う」挙式も一般的になってきました。結婚式は、家族友人と同じ時間を共有することや絆を深めることが求められています。また、SNSの普及やカスタマイズできる体験が提供されていることで、「思い出づくり」としての重要性も増しています。

上記は「ウエディングの歴史」の検索結果から引用

このような歴史の変遷がありながら、

そして結婚式というイベントは世界共通です。もちろんやり方や伝統は違えど、どの国でも結婚式はあります。

そんな歴史ある、そして世界共通の結婚式というイベントのプランナーとして生きる私。

ちなみにフリーランスウエディングプランナーという仕事はホテルやブライダル企業に属さず、新郎新婦と直接契約して結婚式のプランニングから当日のサポートまでを担当します。つまり責任感があるお仕事です。

責任感があるやりがいのある仕事ではありますが、たまにプレッシャーに押しつぶされそうになることも正直あります。でもそれを乗り切った時、そしてお客様の笑顔と喜びのお声を聞いた時の達成感は半端ないです。

では実際にフリーランスウエディングプランナーはどのようなお仕事を具体的にするかと言いますと、

  1. カウンセリング:
    • まず、新郎新婦の希望や要望を細かくヒアリングします。
    • どんな結婚式を望んでいるのかを理解し、それに合ったプランを提案します。
  2. 会場探し:
    • フリープランナーに依頼する際の大きな違いは、会場選びです。
    • 新郎新婦の条件に合った会場を探し、結婚式の舞台を決定します。
  3. 各スタッフ、アイテムの準備と打ち合わせ:
    • カメラマン、ビデオマン、セレブラント(牧師さん)、ヘアメイク、装花、ブーケ、ウエディングケーキなどのウェディングアイテムの手配をします。希望の演出に必要な音響や映像設備なども手配します。
  4. 挙式やパーティの進行内容の作成:
    • ふたりの希望する演出を盛り込み、ゲストを飽きさせずにスムーズに進行するスケジュール、プログラムを作成します。
  5. 新郎新婦の不安解消やメンタルケアのサポート:
    • 結婚式の準備はストレスがかかることもあります。フリープランナーはそんなときにサポートします。
  6. 当日のアテンドと全体運営のサポート:
    • 結婚式当日は、新郎新婦をサポートし、全体の運営を円滑に行います。

とにかく、表では見えない部分やスケジュール管理を含めて、裏の仕事が8割です。

たくさんの大手ウエディング会社もある中、フリーランスウエディングプランナーに頼むメリットや違いは?

  1. 自由度と柔軟性:
    • フリーランスのプランナーは特定の結婚式場に所属せず、自由に活動しています。そのため、結婚式のプランニングにおいて自由度が高く、カップルの希望に合わせた柔軟な提案ができます。
    • 個人的な意見ですが、フリーランスプランナーになるという事は、経験豊富でないとなれないと思います。なぜなら、ご提案する引き出しの数が圧倒的に経験の数に比例するから。フリープランナーは、ウエディング会社やホテルで何年も経験を積んでからフリーになることが多いため、スキルや知識も豊富です。実際私自身も、大手のウエディング会社に長年勤めた後、フリーランスウエディングプランナーになりました。
  2. 幅広いサービス範囲:
    • フリープランナーは、結婚式のプランニングだけでなく、前撮りから2次会、フォトウェディング、サプライズプロポーズまで対応できるます。これにより、カップルのニーズに合わせたサービスを提供できます。
  3. 費用削減:
    • フリーランスのプランナーは、特定の結婚式場に所属するプランナーよりも費用を抑えられることがあります。
  4. 個別対応:
    • フリープランナーは、カップルと直接コミュニケーションを取りながらプランを作成します。細かい部分までサポートしてくれます。
  5. 実現力とバイタリティ:
    • フリーランスのプランナーは、カップルの夢を実現するために熱意を持って取り組みます。そのバイタリティと情熱が、素晴らしい結婚式をプロデュースする力となります。

熱意と想いがないとこの仕事はできません。そして責任感を負うから出来ることも沢山あります。そんな想いで今日も明日も明後日も、オーストラリア、ケアンズで活躍するフリーランスプランナーとしてどう生きるか、どう仕事に向き合うか、どう成長できるか、を考えて、試行錯誤しながら生きてます。

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