ウエディング業界のタブーをしてしまう?!
私自身、オーストラリア、ケアンズのセントメアリーズ教会という教会で20年前に結婚式をしました。
そして、お仕事もウエディング業界に長くいるからこそ、
「自分だったら、こんなウエディングしたいな」
「こんな自由だったら嬉しいな」
「挙式準備の時にこんな事教えてくれたら助かったな」
などなど、自分に置き換えて、自分だったら・・・を基準にサービスを提供しております。
だからあまり、ウエディング業界ってこうだよね!というテンプレート的な型に当てはまらない部分も多々あり、
いわゆる、ウエディング業界のタブーであるだろう事をお客様に勧めてしまう事もあります。
自分だったら。。が基準なので、ウエディング業界のタブーは基本気にしないことにしております。
どんなタブーかと言いますと。。
ウエディングドレスの購入をしてもらうという事
ウエディングドレスは花嫁さんの憧れ。
挙式準備には欠かせない重要なウエディングドレス選び。
ドレスは素材によってもデザインによってもブランドによっても値段はピンからキリまで。
1万円以内のドレスから100万円近くのものまであります。
ウエディング業界はまずお衣装屋さんと提携をして、または自社のドレスショップにて売り上げを出します。
ウエディング会社であり、ビジネスですから売り上げを出さないと会社として存続できませんから、当たり前の事かもしれません。
ただ、私だったら。。
が基準で私の場合はウエディングのお仕事をしているので、今の時代「サステナブル」
もちろんドレスを新品で買いたい人は買う選択があってもいいけど、そうでなければメルカリや、楽天オークション、ヤフーオークション的なオンラインのサイトからセカンドハンドを買ってもいいんじゃない?って思ってしまっているんです。
だって、レンタルドレスっていわゆる着回しするわけだし。。
一度しか来てないドレスをコンディションよく、個人で販売している人が結構いるんです。
もちろん新品のドレスを買いたい人は買えばいいし、気にしない人は型落ちのドレスを買えばいい。
そこに選択肢はあっていいし、あるべきだと思うんです。
ウエディング会社によっては、ドレスを買わないと売り上げが上がらないから、個人で持込ドレスをすると、ドレス持ち込み料金を取られてしまいます。
以前、私が大手ウエディング会社に働いていた時に
「お母さんのウエディングドレスを着たかったのに、持ち込み料金が8万くらいかかるっていわれて。。8万払ってお母さんのドレスを着るんなら、他のドレスをレンタルしようかな。」っとおっしゃっている花嫁さんがいました。
えーーお母さんのドレス着てほしかった!っと心の中で私がつぶやいてしまいました。
お金では買えられない想いがそこにはあるはず。
でもやはりお金がかかるとなれば、その想いも気持ちも少し揺らいでしまうのが人間。
自由に、今の時代に合った、選択の出来るウエディング業界であるべき、
私はウエディング業界のタブーと言われることも気にせず、いいと思ったもの、必要と思ったものをおすすめしております。