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一人じゃない一人旅ブログ②香港編

どうしてこの旅をしようと思ったきっかけはこちらのブログから

香港の住宅事情に驚き

メルボルンで友人たちからたくさんの愛を受け取り、心温まる日々を過ごした後、私は次の旅先として香港に向かいました。そこで待っていたのは、大学時代からの親友との再会です。

香港在住と日本在住の友人、オーストラリア在住の私が香港で合流!

大学の時に一緒に旅行に行っていた仲間の一人が天国に行ってから、私の「人生」のアクセルが加速し始めました。

今回は一緒に大学時代、楽しい時間を過ごした香港在住の友人と天国に行ってしまった友人をしのびつつ、久しぶりの再会するのをとても楽しみにしていました。

香港在住の友人のお家に泊まらせてもらい、大学の時のように夜な夜なおしゃべりしたりととても楽しい時間を過ごしました。

そんなワクワク感に包まれていた私を待ち受けていたのは、香港の住宅事情への大きな驚きでした。

友人が住んでいるアパートは、香港の中心部にある2ベッドルームと2バスルームの普通の大きさの部屋。特別に豪華なわけでもなく、日本やオーストラリアでもよく見かけるような広さです。しかし、その家賃を聞いて耳を疑いました。なんと、月々の家賃が約120万円!(週約30万円)

一桁違うのではないかと真剣に確認してしまいましたが、これは現実。香港は世界でも有数の高額な家賃を誇る都市であり、ニューヨークやロンドンを超えるレベルだという話は聞いていましたが、実際にその数字を目の当たりにすると、その高さに圧倒されます。

友人のアパートのバルコニーからの眺め↓

香港の住宅事情に関する記事

それでも、そんな高額な家賃を支払いながら生活している人がいるのが香港の現実です。友人もその一人で、彼女が香港での生活を語る姿から、香港という都市がいかに高コストでありながらも、それに見合うだけの活気やチャンスを提供しているのだと感じました。

活気あふれる街

香港は、世界の中でも特に活気に満ちた都市の一つだと思いました。街を歩いていると、そのエネルギッシュな雰囲気が肌で感じられます。狭い通りを埋め尽くす人々、あちこちに立ち並ぶビル群、そして絶え間なく走る車やトラム。それらすべてが、香港という都市が常に動き続けていることを物語っていました。

香港では英語を話せる人が多く、特に若者だけでなく、年配の人たちも驚くほど流暢に話してくれることが印象的でした。みんながみんなではありませんでしたが、私は中国語を話せないと分かると現地の人々はとても親切に英語で話しかけてくれます。

観光都市としての顔も持つ香港ですが、こうした言語面での対応力の高さは、国際的な都市としての香港の教養や文化の豊かさを感じさせられました。

日本では私の両親はもちろん、姉も甥っ子も姪っ子も英語はほぼ話出来ません。日本もインバウンドで盛り上がっている中、まだまだ英語に対応できる日本人は香港より少ないんではないかと思いました。

忙しい日常と家族の形

香港で暮らす人々の多くは、忙しい日常を送っています。夫婦共働きが一般的で、仕事と家庭を両立するためにメイドを雇っている家庭も珍しくありません。

家事や子供の世話はメイドが行うことが日常の一部になっていました。香港では、働くことが非常に重視されており、それぞれの家庭が全力で生計を立てるために奮闘している様子が感じ取れます。

特に驚いたのは、子供の面倒を見るのもメイドの役割だという点です。子供の送り迎えや食事の準備、遊び相手まで、ほとんどの育児の仕事をメイドが担当しています。

忙しい親たちは仕事に集中し、メイドが家の中のことを全て取り仕切っているという生活スタイルは、日本やオーストラリアではあまり見かけない光景で、新鮮な驚きがありました。

メイドはフィリピン人の人が多いイメージでした。

美味しい食べ物と便利な交通

香港といえば、その食文化の豊かさも大きな魅力の一つです。私が特に楽しみにしていたのは、本場の点心を味わうことでした。友人に連れて行ってもらった地元のレストランで食べた小籠包やシュウマイは、どれも絶品。

香港ならではの繊細な味付けや、ぷりぷりとした食感に、思わず感嘆の声が漏れました。食事は、香港を訪れる際に絶対に外せない楽しみの一つです。

いけにえにして食べる食事は賛否両論あると思いますが、レストランや街中のお食事するところに見られる光景の写真です。↓

(こういう現実に対して、人それぞれの思いと意見はあるのは承知)

交通手段もまた、香港の利便性を支える要素です。トラムやバス、フェリーといった公共交通機関が非常に発達しており、どこへ行くにも簡単にアクセスできます。特に、フェリーは、香港の絶景を楽しむ最高の手段です。安価でありながら、ハーバー越しに見える夜景はまさに圧巻で、都会の喧騒を忘れさせてくれる瞬間を提供してくれます。

自然とリラックスのひととき

香港は都会のイメージが強いですが、実は自然も豊かです。私が特に気に入ったのは、都会の喧騒から少し離れたところにある美しいビーチや山々。忙しい日常を忘れてリラックスしたいときには、ビーチでのんびりと過ごしたり、ハイキングに出かけたりすることができます。

私は、友人と一緒にハイキングもビーチも楽しみました。空気が澄んでいて、自然に囲まれることで心身ともにリフレッシュできました。都会からわずか1時間以内で、このような豊かな自然を楽しめるのは香港ならではの魅力です。日々のストレスから解放される場所がすぐ近くにあることは、香港での生活をより豊かにしてくれる要素の一つだと感じました。

中秋節の華やかなイベント

今回の滞在中、ちょうど中秋節という大きな祝日にあたり、街中ではさまざまなイベントが開催されていました。その中でも特に印象的だったのは、ドローンショーとファイヤードラゴンのパフォーマンスです。

夜空に舞う無数のドローンが、光のアートを描く様子は幻想的で、見ているだけで心が躍りました。そして、ファイヤードラゴンのパフォーマンスでは、ドラゴンを追いかける群衆と一緒に参加することで、その場の熱気と興奮を共有しました。この伝統的なイベントが、現代的な要素とうまく融合しているのも、香港の特異性を感じさせる瞬間でした。

ドローンのショーを初めてみました。感動的に美しかったです。

ファイヤードラゴンは煙でもくもく

日本製品の存在感

香港を歩いていると、至るところで日本の商品が目に入ります。スーパーや薬局には、日本の化粧品や食品、生活用品が並び、その人気の高さが伺えます。香港の人々にとって、日本製品は信頼と安心の象徴であり、品質の高さが評価されているようでした。

このように、海外にいながらも日本の商品や文化を感じられることで、日本への誇らしさを感じました。日本に住んでいたら感じない、オーストラリアに住んでいても感じない感情です。

香港での生活の中で、日本のブランドが持つ強い影響力を再確認する機会とともに、「日本大丈夫?」というネガティブな情報を「全然大丈夫!」とポジティブに心の中で切り替えられることが出来る私がいました。。


香港は、家賃の高さや忙しい日常がある一方で、豊かな文化と自然が共存し、国際色豊かな都市です。

親友との再会や街の活気に触れ、多くの新しい発見を得ることができました。

ここには載せれないくらい、たくさんの観光地を巡りました。

ただの観光だけでなく、この旅は、香港という都市の多面性を肌で感じることができ、「まだまだ私は小さな世界で生きている、世界は世間は大きいなぁ」と思えた貴重な経験となりました。

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