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コロナに影響されてしまっている方へ

コロナで影響されて結婚式を延期またはキャンセルしなくてはいけないカップルも沢山いらっしゃると思います。

私は日本の結婚式会場のルールやキャンセル規定なども詳しくありませんので、オーストラリアに住む海外ウエディングプランナーとして、私の思いや考えを少し書いてみようと思います。

コロナの影響でオーストラリアの結婚式の制限

オーストラリア政府から結婚式は5人までという制限

オーストラリア政府から3月早々に結婚式は5人、葬式は10人までと発表されました。

葬式に関しては親族が多いご家庭もあるという事で、10人迄という人数制限は難しいという意見は出てましたので、人数に関しましては10人迄とありますが臨機応援に家族の範囲でという事になったと思いますが、いたって結婚式は5人までです。

結婚式が5人までのルール、制限を一度想像してみて下さい。

セレブラント(牧師)つまり挙式を執り行う人+カップル+カメラマンでもう既に4人です。そこにプランナーが一人付いたら人数マックスといった感じです。ビデオマンを付ける事も家族を呼ぶことも出来ません。

もちろんそういう形でする人もいるかもしれませんが、ほとんどの結婚式は延期かキャンセルになります。

ただ、そこで、日本と違うのは、そういう制限があるからこそ、カップルが困らなくてすむのです。

つまり、人数制限があることにより、結婚式が出来ない致し方ない理由がある為に、諦めれる理由がそこにあるからです。

日本は結婚式に関しても人数制限があるわけでもなく、自粛モードであって、結婚式が出来るのか出来ないのかはカップル任せになってしまいます。全ての決断はカップルの決断となり、責任の所在もカップルとなります。

そんな重荷やプレッシャーを誰が背負いたいでしょうか?

政府の人数制限があることによって、挙式会場も政府の指示に従う義務があるカップルにキャンセルチャージをむやみやたらにかける事が出来なくなります。

もちろん、会場がつぶれてしまう可能性があるかもしれません。

そこで、政府は6か月のビジネス援助計画の方針を提示しております。ビジネスの売上が30%ダウンになった場合に受ける事が出来る支援です。

支援内容は詳しく書くと長くなるため、ここでは割愛致しますが、この支援を受けてつぶれてしまうところはそれまででしょう。と言った感じでしょうか。

これからの結婚式のカタチが変わる、変えなければいけない

結婚式のカタチ&あり方

簡単に結婚式の形が変わらないといけないと言いますが、ではどのように変わるのか、変わることが出来るのでしょうか?

オンラインで対応

どの業界でもオンラインでの対応が増えてきました。

ヨガクラス、ズンバクラスなどジムでお仕事をしていた人は個人でオンラインで講座を発信してお客様にサービスを提供してます。

その他、学校も全てオンラインで授業を受ける形になりました。オーストラリアでもオンラインでのスクーリングを取り入れ、家でZOOMなどを使いながら授業を受けます。

個人の力が強くなる

これはあくまでも私の見解です。間違いなく個人の力が強くなります。会社は人を雇い、コロナのような緊急事態が発生した時に社員に補償する事が出来なくなります。社員を抱える事は挙式会場にとっても重荷です。ですので、これからはフリーランスが活躍し、挙式会場はお客様への制約などを自由にしなくてはいけなくなると思います。

つまり、売り上げを上げる場所をシフトしなくてはいけません。

値段設定

今までは曖昧な値段設定をしていた会場も多いと思います。日本人は曖昧さが好きな所もあるかもしれません。ざっくりとした値段設定で会場が頂く手数料などを込み込みにしてお見積りを出す。でも、それが不信感につながってしまう可能性さえ出てきました。

今回のコロナで、結局挙式は出来ないのに、キャンセルチャージを半分ほど取られ、延期をしようとすると延期料を取られる。会社存続の為の値段です。つまりこれが会社の取り分、手数料ですよね。挙式が行われていなければお食事の材料費を請求するわけではなく、その値段が会場維持費だったり、人件費だったりするわけです。

そういう細かな費用も載せてもいいのではないでしょうか?

例えばエアビーという個人のお宅を観光客などの宿泊施設として提供するお家があります。

エアビーはお部屋代、清掃費、手数料と3つの値段詳細が書かれており、それの合計を請求されます。お客様にお金の行き先を伝えるようなイメージです。

その方がお客様の信頼関係が築けるのではないかと思います。

お客様を待つ姿勢はもう時代遅れ

このコロナ騒ぎが終わったら、また以前のようにお客様が戻ってくると思っているウエディング会社が多い様です。コロナが収まったら、同じようにお客様は戻ってくるのでしょうか?

私はもうお客様を待っていては時代遅れだと思います。

もう既にお客様と会場との信頼関係を失ってしまったケースもあると思います。

さて、どうするか?

もうお客様は情報に溢れています。目先の利益を当てにして、長期の信頼関係を失ったら、そこから復帰するのが難しいと思ってしまうのは私だけではないように思います。

とても難しい状況だとは思います。目先の利益を当てにしないと、会社が回らないかもしれません。ただ、今まで価格競争で必死になっていたウエディング業界が、価格競争にならない構造を今後作っていかなくてはいけないのかもしれません。

結婚式の大切さ

結婚式の必要性を考える

コロナがあってからは、もう結婚式を挙げる事にめんどくささや嫌気までも感じてしまっているカップルがいるかもしれません。ウエディングフォトだけでいいやって思っている方もいるかもしれません。

でもこんな時だからこそ、もう一度考えてみて下さい。

結婚式は一生に一度、ご家族やお友達、大切な人にありがとうを伝える大切な日です。

自分の大好きな人たちだけに囲まれた日って一生に何回ありますか?

誕生日会などイベントごとがあっても、お友達だけ、とか家族だけとか、家族も友達も自分の大切な人がみんな揃う事ってめったにないと思います。

結婚式は形は変われど、全世界で行われる儀式ですし、何千年前から行われている儀式でもあります。

結婚式が必要な儀式でなくて、これほどまでに長く、そして全世界で行われるでしょうか?

結婚とは家族との繋がりであり、先祖から代々受け継がれて、今の自分があります。

また子孫を残し次の世代に残していくバトンタッチをしていくために結婚を選択します。結婚をしなくてもパートナーと言う関係だけで成り立っているカップルもいます。結婚のカタチはそれぞれですし、否定も肯定もしませんが、今まで自分を育ててくれた親、家族又は産みの親、育ての親、施設の人などは存在するわけで、一人では生きて来れませんでした。

日本人は特にシャイです。

何か節目の時がないと、感謝もしっかりと伝えられない事もあります。

だからこそ、結婚式という節目に是非大切な人に感謝を伝える伝統儀式を残していきましょう。必ず、結婚式をして良かったと思っていただけると思います。

コロナという大変な時期にいるこれから結婚しようと思っているカップル、新婚カップルに少しでも、何か伝える事が出来たら幸いです。

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