ケアンズウエディング:エドワード玲子からの3つのお願い
これからウエディングフォト又は挙式をする方への3つのお願い~
当日のスケジュールもほぼ決まり、事前のお打ち合わせで、細かな部分のお話(例えばどのようなお衣装なのか)お伺いした上で、ロケーション撮影で適切な靴などのご提案をすべて済ませた最終段階で。。。
ドレスもう一つ買ったんで、ドレスを2着着たいです。あとヘア飾りもいっぱい買ったんで、撮影中、適当に自分で変えたいです。
お願いその1
事前にお話しをお伺いしていた事と何か少しでも変更するような情報は、事前にご相談ください。
ドレスやヘア飾り、又は小物などをご自身で買って決められる前又は買った後にでもすぐに相談をして頂きたく思います。
フォトウエディング、ロケーションウエディングは、撮影は基本お外なので、着替える場所がないですし、スケジュールにも着換えの時間を入れ込んでないので、着換えの時間を入れてしまうと、撮影時間が少し短くなってしまうかもしれません。
事前に相談頂きますと、もっと出来る限りご希望に近い形でご提案、アドバイスさせて頂きます。
適当に車の移動中に着替えます。
車の中でシートベルトを締めないと、運転手に罰金ではなく、シートベルトを締めていない人が1000ドル以上の罰金が取られます。オーストラリアはシートベルト着用もとても厳しいです。
また移動中にお着換えは難しいと思います。
では車をどこかに止めてもらって、そこで着替えます。
車でのドレス(特にボリュームがあるドレス)のお着換えはちゃんと立ってお着換えが出来ないので、難しいと思います。
立ってお着換えができるとしたら、お手洗いになってしまいます。
出来ない、出来ないってばっかり言って、やってみないとわからないじゃない!
スケジュール管理の部分、あと、ボリュームある衣装のお着換えを狭い車でするのは、現実的に難しいと思います。一度かがんだ状態で衣装をご自宅で着替えてみて、練習してみてください。
「一度練習してみてください」という冗談はさておき、ここで、私が出来る事すべてをもう一度考え直します。
もうドレスを2着買ってしまったという事実。その事実は変えられず、ドレスを2着着たいというご希望も変わらない事実。
しかもスケジュールを組んでしまった後。。というのも事実。
でも、それを、どうにかするのが私の仕事。
もう一度、お着換え場所を確保した上での撮影場所やスケジュールの変更も含めて、ご提案させていただきました。
ただ、どうしてもお着換えをする時間というのはかかってしまうわけで、撮影途中にお着換えの時間を挟むと、カメラマンやビデオマンをお待たせしてしまいます。
お申込みのプランにもよりますが、カメラマンやビデオマン、メイクさんを待たせるとなると、その分の「待機料金」というのは発生してしまう事も知っておいてください。
オーストラリアは、福利厚生はもちろん、人権を守ることにもとても敏感な国です。
人を動かせる、働かせる、雇うという部分で、労働組合も強い国です。
日本のサービス精神旺盛な国とは違う文化でもあると思いますが、人への対価や報酬は必ず発生します。
人を雇う際の最低賃金額は世界第一位高い国です。
こちらのリンク参照
「郷に入っては郷に従え」ということわざのように、2001年からここオーストラリアに在住している私にとっては、この部分は日本の皆様に知って頂きたく思っております。
海外挙式、海外ウエディング、海外フォトウエディングをお考えの方は、その国の文化や生活習慣などすべてを理解するのは難しいかもしれませんが、日本の感覚は一度少し取り除いて頂きたく思います。
そのために、私のように日本の皆様の感覚とオーストラリアの感覚を橋のようにつなげる仕事をする事をやりがいとして、お仕事をしております。
ただ、そこには皆様のご理解も必要ですので、どうぞよろしくお願い致します。
事前にご相談頂きますと、スケジュールを調整し、お着換えの場所も別途ご用意するなど最善の方法をご提案するのがとてもスムーズです。
またヘア飾りも、撮影中に自分でささっと変えるといっても、鏡をみて付け位置を確認したり、ヘア飾りを変えるタイミングなどは、こちらでスケジュールに必ず入れないと、スムーズに撮影が行われないので、変えるご希望がありましたら、変えるタイミングをアドバイスさせて頂きます。
お願いその2
ヘア飾りを変えるといっても、写真に残るわけですし、適当に変えるわけにはいきません。ピンを取ったりつけたり、鏡でつけ位置を確認したりと、撮影中に動きながらささっと変えるっという気軽さはなく、ある程度、私も含め、カメラマンもヘア飾りを変えるタイミングを把握しておきたく思います。出来ればヘア飾りも、追加でご購入いただく前などにご相談頂くとありがたいです。そうしますと、ヘア飾りを変えるタイミングや変える場所を考えてスケジュールを組ませていただきます。
お願いその3
お問合せの段階から、ラインやメールで頻繁にコミュニケーションを取っております。挙式、フォトウエディングをスムーズに楽しく、そしてご満足いただくためには、小さなことでも情報共有をその都度して頂きますようにお願い致します。