結婚する事
このブログを読んでくださっている方の中に、
結婚する必要があるの?
結婚ってまず何?
って思っている方いませんか?
実はオーストラリアでは、結婚という形を取らずに、
事実婚として一緒に暮らしているカップルや家族が多いのです。
結婚している、していないことによって社会の優遇制度が変わることはなく、
法的にも結婚をしているカップルと同等に扱われます。
例えば財産分与等も結婚しているカップルと同様の権利が与えられます。
結婚しなくても何も不便を感じないの?
もしかしたら不便を感じないのかもしれません。
特にオーストラリアは。。。
しかし、ここでは結婚する事、結婚する意味を私なりにお伝えしたいと思います。
家族がより家族でいれる
最近息子のお友達(オーストラリア人)が
「お母さんとお父さんの結婚式あるよ」
っというのです。
もちろん初婚同士。
(初婚かどうかは問題ではなく、再婚だって良し)
ずっと15年以上同じ人と生活をし、子供を産み、家族となり、ともに人生を歩んできた2人。
そのお母さんに「どうして結婚式をするの?」
っと聞いてみたところ、
「家族がより家族でいれるために」
っと一言、でも重みのある言葉を言ってくれました。
結婚してもしなくても同じような生活が送れるのかもしれない。
でも「家族がより家族でいれる重み」
それが結婚だと思ったのです。
責任感が増す
先ほども述べましたが、結婚をしなくても、同じような生活が送れるのかもしれません。
ただ生活する中で、子供がいてもいなくても「家族」として生きていく中で、
結婚することにより、見えない責任感が生まれると思うのです。
では責任感って何ですか?
責任感って必要ですか?
あなたの人生の中で責任感を感じないで生きていく事ほど
寂しいことはないと思います。
責任感を持つことで、誰かに頼られます。あなたを必要とされます。
責任感を持つことで、何かを全うしたときに、幸せ、達成感を感じます。
責任感を持つことで、誰よりも何よりも自己愛が高まると思います。
仕事だってそうです。
「認められたい」
「責任を任されたい」
「見てほしい」
そんな思いで仕事をしてませんか?
必ず誰しも心のどこかで「認められたい」
と思うはずです。
それは子供が母親に「褒めてほしい」「認めて欲しい」
と思う気持ちと同じです。
母親が子供に「これやっておいて」(責任感を与える)っと頼み
子供がそれを行動する。(認められる)
潜在能力、つまり脳のどこかで責任感を求めていると思うのです。
家族の歴史を作る
結婚により男性であれ女性であれ苗字が変わります。
昔は先祖から受け継いだ苗字を残すことがとても重要視されていました。
実際私の祖母は、
祖母の両親の「苗字を残してほしい」という想いを叶える為苦労した人でした。
昔は男性が苗字を変える事はとても稀な時代でした。
そこで、祖母は「苗字を変えてくれる男性の条件」を承諾したのです。
それは、
持病を持ち、残りの人生長く生きれない男性。
そのような方と「苗字を継ぐ為」に結婚したのです。
ですので、私の父は自分の父を知りません。
未亡人として祖母は懸命に働き、子育てをしたと教えてくれました。
私はこの話を直接祖母から聞いたときに、「結婚は自分だけのものではない」
っと教わりました。
家族の歴史を作るのです。
ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれません。
でも家族同士の繋がりであることは間違いないと思います。
そんな一大イベントの結婚式をケアンズでお手伝いしたい。
いろんな方の色んな想いと重みを感じて、精一杯、今ここで私にできる事を全うするために、
その為にケアンズウエディングがあります。