#結婚のカタチ #家族のカタチ #幸せのカタチ
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家族のカタチ、幸せのカタチ、結婚のカタチは人それぞれ

家族の形、幸せのカタチは人それぞれ違う

20年の私自身結婚生活を通して、そして15年間ほどのオーストラリアのケアンズにてウェディングプランナーとしての仕事を通じて、私は「家族の形」や「幸せのカタチ」がどれほど多様であるかを改めて感じます。幸せのカタチや家族のカタチはみんなにとって同じではなく、むしろ人それぞれの価値観や状況に応じて形を変えるものだと思います。

家族という言葉が持つ多様性

「家族」と聞いたとき、あなたは何を思い浮かべますか?

ある人は「一緒に暮らすこと」、またある人は「支え合うこと」、「経済的な支援」、あるいは「好きな人や気が合う人」といったものを挙げるかもしれません。逆に「家族だけど気が合わないな」と感じる人もいるでしょう。

これらすべての考えは、個々の経験や価値観に根ざしていると思います。つまり、「家族」という言葉そのものは普遍ですが、その定義や解釈は人によって異なります。常識や社会の決まりごとに縛られることなく、自分の感覚で見つめ直し、自分のスタイルの家族を持てばいいと思います。

新しい家族の形に触れて

私が担当したあるカップルは、結婚式を終えた後、新婦だけが1年間留学に行くことを決めていました。

この話を聞いたとき、「新婚生活を始めてすぐに別々に暮らすなんて信じられない」と思う人もいるでしょう。一方で、「お互いを理解し、今という貴重な時間を後悔のないように生きるための決断」と前向きに受け取る人もいるでしょう。

どちらが正しいというわけではなく、それぞれが描く「家族」の形が異なるだけです。結果的に、そのカップルにとっての選択がお2人にとっての「正解」であれば、それで十分なのです。

結婚生活における正解は、一つの形に固定されるものではないと思います。

固定概念を手放す

「家族とはこうあるべきだ」「結婚生活はこうでなければならない」といった考えは、社会の枠にとらわれがちです。しかし、結婚や家族の形は時代とともに変化し続けます。むしろ、その柔軟さこそが家族の強さでもあり、幸せを支える重要な要素ではないかと思います。

例えば、私たちが子どもの頃に抱いていた「家族」のイメージと、今の子どもたちが抱くイメージは異なるかもしれません。

また共働きの家庭、シングルペアレントの家庭、遠距離の家庭など、様々な形が存在します。これらはすべて、それぞれの人々にとっての「普通」や「幸せ」を反映している「家族」なのです。

それぞれ、違っていいし、当たり前もなければ、正解もないっていう風に思いますが、皆さんはどう思いますか?

私が目指す家族像

私自身、家族とは「絶え間ない変化に対応し、お互いに寄り添い、助け合う存在」だと思っています。

固定された「形」よりも、成長し続ける「関係性」を大事にしたいと思ってます。
結婚したばかりの頃と、20年経った今では夫婦の関係も違いますし、子供たちが成長していく中で家族の役割も変わります。

特に、ウェディングプランナーとして多くのカップルの人生の門出を見届ける中で、多くの新たな視点を得てきました。例えば、海外ウェディングを希望するカップル、家族だけの静かな結婚式を望むカップル、さまざまな文化的背景を持つカップル――皆それぞれに異なる「幸せ」があります。

幸せのカタチは無限大

私が思う「家族の幸せ」は、決して他人の意見や常識に左右されるものではありません。むしろ、家族全員が心地よいと感じるバランスを見つけることです。それは日々の小さな積み重ねから生まれるのではないでしょうか。
お互いの夢を応援し合い、時には挑戦を選び、共に乗り越えていくことが、結果として「家族」という絆を深めます。

幸せのカタチは、一人一人、家族一つ一つによって異なり、違う事が素晴らしいと思います。
世の中には決まった正解などなく、それぞれの家庭においての幸せの定義が、最大の答えと言えるでしょう。

自分の家族の中に、「家族」という定義が違う家族がいるかもしれません。そんな時、もやもやしてしまいがちです。でもいいんです。「人と自分とは違うんだ」という事を受け入れて、お互いを認めてあげれば。。。

あなたの家族のカタチ、幸せのカタチはなんですか?
自分の心に描いてみてください。
あなたが幸せなら、家族も幸せ。家族が幸せだからあなたも幸せ。

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